現在入社5年目のSEですが、入社以来ずっと変わらず損害保険に関する情報システムの開発と保守を行っています。
特に保険契約をされたお客様の基本情報を取り込むシステムが主で、お客様についての正しい情報が入っているかをチェックしたり、足りなければ埋めて完全な形にしてデータベース化しています。
このデータベースは、たとえば保険の満期や契約更新の時期が来たらお客様にハガキを送るなど、後々のことにつながる大元の情報データベースとなります。
これらの情報は一旦入力すればずっとそのままでよさそうに感じますが、保険内容の見直しを行い特約が付けられたり、新商品の発売、法律の変更や吸収合併などにより、今までと同じように使えるようにするために、常にシステムの開発、そして保守が必要になります。
初めの3年間、損害保険システムを担当していました。その中で「データ入力ミス防止システム構築」というプロジェクトを担当した時がありました。
保険の申込書はそのままではコンピュータ上では使用できないため、手入力でデータ入力をします。ただその中で入力ミスにより契約内容が変わってしまうという問題がありました。
これを解決するために別の2人の人が同じ申込書を入力し、それを比較し相違があれば入力ミスの警告を出し再確認を促すという内容でした。
しかし私はこれで本当にこの問題が解決するのかと疑問に思い、上司に申し出てデータ入力を担当している部署へ行き現場の方たちの話を伺いました。
そこで聞いた話は「現状でも別の2人の人がデータをチェックしている」「誰が見ても間違えてしまうもの(例えば「9」に見える「7」等)が混在している」「本社はクレームだけで、実際に現場に来て話を聞いてくれない」という内容でした。
このようなことから2人の人がデータ入力し、それを比較しても、2人とも見間違えてしうものである場合は相違がでず、正しいデータとして判断されてしまい、これでは問題の解決にはならないことがわかりました。
本当の解決をするにはデータ入力をする前に見間違いをするような文字を精査する工程が必要であり、また本社側とデータ入力側の話し合必要であるという報告書を提出しました。
その結果、このプロジェクトは凍結され本社側とデータ入力側の話し合いが行われることになりました。
このようにただ言われた通りに行うだけでなく「他に良い方法がないか」ということを考えながら仕事に従事していきたいと思っています。

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